2007-01-01から1年間の記事一覧
老いということ。 すでに生きて62年経った。男としては、ヒストグラム的に考えると、いつ寿命が尽きてもおかしくない。 だからといって、常に死を意識し、そのときの訪れを待っているかというと、そうでもない。しかし、まったく忘れているかというと、そう…
確かに、介護という行為には、休日なく行うという責任が生じる。今までの会社人間のストレスとこの逃げ場の見当たらないストレスは基本構造が違う。たとえれば、緩いロープにつながれている感じなのだ。 母の生活品質(QOL)をレベルアップし水準を維持するこ…
母は、すべての生活行動について面倒だと思うようになった。 そもそも、義父が死んで、一人暮らしの、自由な環境を得てから、それが進行し始めたと思う。 脳の退化が、始まったのである。 10年間くらいは、楽しんで一人生活を送った。よく早朝歩き、あちらこ…
祖父江(現在の稲沢市)は母の実家で、畳屋兼業農家でした。そこでは祖母に育てられ、近くの尼寺の幼稚園へ通い、遠足は木曽川の砂山でした。 大阪は阿倍野筋5丁目の掘っ立て小屋で、親子4人、事業家のおじの土地を借りていたようですが、数年間いて、その後…
2005年永年勤続後、定年を迎えました。 定年後、1年間はご好意で、使っていただきましたが、2006年6月退職しました。 その直後より、名古屋・砂田橋で、一人住まいの母(1923年生)を介護しています。 2005年秋ころより、母は直近の記憶力が低下、医者へ行…